最強の爬虫類ケージを作ろうず

レオパLOVE❤

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サウンド・システム

DIY

 

 

 

うちにいる一人娘のレオパのコーンちゃん🌽

ごはん与えたらめっちゃ食い散らかす可愛い子なんです

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去年冬から飼育しているのだが最近の寒波による急激な冷え込みや気温下降に対応しきれてない飼育ケージの現状がコレ

生命活動に関わる事なのでこんな悲惨な現状に笑い事ではないのだが……レオパは家族。

 

 

最適な飼育温度は28度前後が適温とされているが朝方にかけケージ内温度が22〜25度くらいになっていてかなり寒い

てかやばい

 

 

本気でケージの拡張アイデアを練っていく

没案①ラフ

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色々な要素を詰め込みすぎてごった煮感

あと無駄に空間が広い為に暖房効率も悪そう

やり直し

 

没案②ブラッシュアップ

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より現実的な機能面や利便性向上を図ってみた修正案

ケージ上はやはり開いた方が日々のメンテしやすそうだ

やはりなにか違うな?

 

イデアの構想を練り始めてから数ヶ月も期間が空く事に

 

 

 

やっと材料の調達

しばらく経ってから思い立ったようにDIY材料を少しずつ調達していく

材料はビバホームでゴミのようにワゴンへ置いてあったOSB集成合板(1枚30円)を主に使用

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たった30円なのになかなか大判なサイズ感でコスパ良い

木材は安価で済んだものの金具はどうしても費用が嵩むだろうから、

制作を始めてから慎重に少しずつ選んでいこう

 

 

ケージのパーツ製作開始

とりあえずどうなるか分からんけど今回の俺は本気だ

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なんだか分からないけど日に日にやる気が起きる

 

材料を切ってはヤスっては穴開けてはの下処理を黙々とパーツ1つずつこなしていく

丁寧繊細に時には大胆に
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機械など無く全てフリーハンドでの加工ですが、全体的な寸法誤差を1.5mm以内を目指しています

 

作業をしていく中で加工に見合った道具も必要になったので自作

木工で一軍の金属棒ヤスリと木片ヤスリに追加になった自作丸棒ヤスリ

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カーテンレールの切れっ端に余ったバイクのハンドルをシリコンスプレー付けてぎゅにちっと圧入

先端へ荒いヤスリを貼り付ける
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珍棒位の太さで握りやすくグリップもあり力も込めやすい

丸穴内側へのペーパー加工にうってつけです

 

 

そんなこんなで夜中なのに寝ないで作り続けた日もあったりで普通に具合が悪くなった

 

 

作業おおよそ4日後

大まかなパーツ全てが仕上がり金具も揃った

後にブロックごとの役割や機能などを軽く説明します

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どれも何かしら加工をしているし板材ごとに反りや厚みの違いもあって、

寸法を合わせるのにめっちゃくちゃ苦労して大変でした

 

 

ケージ本体部分のコアユニット

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天板、左右側面、奥面、底面

左右側面は各自に通気口なる穴開けや展開ギミックの為のカットラインを設けました

奥面はこれとは別にヒーターを後に差し込めるようにコードが通せる分の隙間は確保してます

 

 

天板の蓋パーツ

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天板、LEDテープライト、スイッチ

ここにレオパ用のヒーターを付けるのだが今回新たな取り組みとしてLEDテープライトなるものも活用

これで飼育ケージ内を明るく照らそうという試みです

おそらくコーンちゃんは強い光を嫌ってびっくりすると思うので常に点灯はしない予定

 

 

ケージ左ブロック

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ケージの左側面部分の全パーツ

普段の温度調整は上ヒーターと床ヒーターのみですが、

特段寒い日には追加で湯たんぽをケージ側面にくっつけ収納出来るような機構を思いつきました

寒い冬は湯たんぽの反面、暑い夏は冷やす為に保冷剤なども入れて活用できる仕様

 

 

ケージ右ブロック

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ケージの右側面部分の全パーツ

LEDテープの電源の元となるモバイルバッテリーの為のケースや電源スイッチを仕込みます

常に光らす訳でも無いLEDの為にわざわざコンセントまで線を繋ぎに引っ張りたくないですし、それだと見た目もスマートじゃない

どの家庭にも大抵持て余しているだろうモバイルバッテリーをこの機会に活用

 

 

ビス、金具、補助具などの小物類
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ケージを組み立てる為に必要な小物類

予め予想をしテストしたりして合格だった物を集めてあるのだが、

進めていく中で不要になった物もこの中にある(メタ)

金具と言えど市販品をそのまま使わずに少しだけプチ板金加工もしてたりします

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こういうので叩いたり曲げたり

挟む所の木や台座木を自作しましたが力いっぱい叩いてたら早速木がぶっ壊れて割れました
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ハンマーと叩き棒は台座に収納できネオジム磁石でくっつきます(話がそれる)

 

 

 

ケージの組み立て開始

全パーツに下穴開けと今回皿ビスを使って面をフラットにするので皿穴加工済みです

 

本体コアユニットの作成
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まずはコアの底面側面をドッキング

ボンドとビスでしっかり丈夫に

 

奥面と蝶番をドッキング
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天板ユニットの作成
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天板に右側面をくっ付けた後に上面ヒーターをドッキング

更にはLEDテープを配線させるが付属の両面テープが糞そうなので剥がして自前の貼り付けてる

あとこれ、設置めっちゃムズいのな…めっちゃ苦労したよ笑

 

 

天板の完成〜O-TEN-TOU-SAMA(御天道様)〜
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1箇所断線しかけたけどなんとか点灯……ホッ

始めての取り組みで不安しか無かったけど全てやり終えて点灯した時にめっちゃ舞い上がりました

 

コアユニットへ天板をドッキング
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コアユニットの完成

〜全テガ収束シテ究極ナリ〜
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換気モード
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中の留め具スイッチを立てるだけ

 

電源コード背面へ逃がす
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左ブロックの作成
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上面と底面を組み立てる

 

蝶番と自作金具でコアユニットへドッキング
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この取り付け方法にした理由は内寸に余裕が無かったのと、本体へビス止めできる方法が思いつかなかったからです

 

下側の完成
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あとは蓋を蝶番でドッキングする

 

左ブロックの完成

〜BIG HEAT!(ホンワカパッパ)〜

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開く
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アッチアチ湯たんぽをそのままイン

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ぬくぬくシステム

 

 

右ブロックの作成
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下側を組み立てた後に先程同様コアユニットへドッキング

 

上蓋の穴位置に合うようにスイッチ基盤やコードを雑に配線
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蝶番で蓋をドッキングする

 

右ブロックの完成

〜ボルテージ・バンカー(光の継承)〜
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なんとも言えない安っぽいスイッチ部(安い)
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俺の思う最強の爬虫類ケージの完成!!

 

正面
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展開
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さてさて、コーンちゃん😊
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現環境へインストール

ごく一般的なレオパケージ(レプタイルボックス)にほぼジャストで収まるような内寸で作りました

見た目的に一体感があってCDコンポ味がありスッキリした印象
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点灯させてみたらコーンちゃんがびっくりして急いで家から顔を出してきた笑

スタングレネード食らったみたいな目しててたぶん俺でもびっくりする

 

あと肝心の室内温度ですがしばらく観測して様子見します

生憎この日は寒波が来てて暖まりにくいです
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湯たんぽ入れて布を被せてそっとします

 

今までのクソザコケージカバー?はこの機会に御役御免
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丸めてゴミ箱へ捨てました

以上です

 

 

 

まとめとオマケ

材料費をざっくり計算してみたらなんと3000円ちょいでした

高いのか安いのか分からないがやはり金具やネジ代はバカにはなりませんね

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主材料であるOSBはカットにもヤスリにも精密さを出すのにもまず向かない、繊維質なので加工性に難

都度差し金を当てながら直線や直角出しを慎重にしたものの、組み上げ終わったら全体的にガタツキや誤差は出てしまった

あと厚みに個体差があるのはキツイ

 

要である蝶番はなるべく安価な樹脂製のピン打ち軸の物を選んでしまった

結果しなりが発生し強度面や保持力にも問題がありそう

そこそこ値段は張った割に性能は微妙なんでやはり安かろうが金属製が良かったかなと反省

 

LEDテープの折れ角の処理は多分間違ってるので絶対マネしないように

おそらく直線で適度な長さでカットして角は線で配線し直すのが正解?な気がする

スイッチ埋め込み部の構造の詰めも甘い

ハンダごて買って直すか…??

 

正月は庭で焚き火コンロで炭焼いて角餅を焼きたい