普段から手入れする事と言えば身だしなみと道具と金属革製品と美少女プラモと女の秩序です
最近カッティングボードとナイフも加わりました
ファンシーカントリーおじさんです
サウンド・システム
【SNES】ULTRASEVEN - BGM 07 - Fight Alien Metron - YouTube
今日は暇なんで初めてのキャンプの時から愛用してるオピネルナイフをメンテナンスがてら分解して遊びます
オピネルナイフとは歴史が長いらしくピカソも愛用していたとの事
研ぎたてでお夕飯に使うジャガイモ切るの楽しいねん
良いとこもあり悪いとこもあるので愛嬌のある可愛いナイフだと思います
はい、まずはロック機構がついたキャップを外します
結構硬いのでラジオペンチを噛ませ両手で広げたら、
シャンラァァァァ!って音を鳴らしながら宙を舞いどっかへめっちゃ飛んで外れます
これがめっちゃ飛んでくやつ
ラジオペンチ噛ますのはこの切れ目ね
内側の凸起が本体の凹部へ噛み合いスライドする
本体の凹部のスライド溝
シンプルなのによう出来とるよね
折りたたみナイフなので刃はグリップの溝へ収まります
刃が溝に対して偏ってズレてるんよな
初めからちょっとだけ気になってた
これも直るんかな?
問題点はここの刃の接続軸箇所の渋み
中心から、刃、木部グリップ、金属カバー、キャップの順になっているのだが、
まー刃を出し入れする時に渋い渋い
ナイフの木部は切ったり洗ったりなど食材や水の影響を受け膨張します
なので木部が膨らみテンションがかかり、
刃の出し入れがかなりキツいことになるという事です
一度貫通して固定してあるピンを外すため削ります
このピン抜け防止にたしか返しが付いてるのでピンを削らなあかんのですよ
一応前にも分解してピンだけ削ったことあるんやがピンを外すまでいってない
今回は外すとこまでやったるで
うちのエースの金属棒ヤスリでガスガスやる
グリップエンドにはなんとなくわしの愛用道具としてのマーキングで、
だいぶピンと金属カバーがツライチになってきたんやない?
そろそろ外してみようかしら
ピンを外すのにハンマーでバコバコ叩くんやけど適切な土台が欲しい
治具を作る為にどの家庭もその辺に落ちてある手頃なサイズのウッドキューブを用意
このアタリ線をノコでカット
なんとなく木の繊維にノコで抗うのは硬そうだしめんどうなので、繊維の流れに身を任せてみることに
イメージとしてはどんな直径のものでも置ける治具台のイメージ
あと、めんどうでも木を切るなら外かベランダでやってください
片付けがめんどうです
カット
真ん中にまず垂直に切れ目を入れるのがコツです
カット
イケました
スケベイスの完成です
なんとなくラフ通りに切ったけども、
この角度と深さの違いがキモな気がするんだよね
太い側
細い側
んん〜〜!それなりにナイス
割とイけた
前キャンプで使ってたハンマーとピンを押す為に叩くのは精密ドライバーが最適でした
やったぜ
しゃー!初めて分解してやったぜ!
結構オピネルナイフのピン外しめっちゃ硬い言う人多かったらしいのよね
最近のロットは分からんけど割とすんなりピンは抜けました
ピン軸周辺の木部の幅を広げるためにダイヤモンドヤスリの平でしこしこして拡張する
かなり分かりづらいが少しずつ削る
何度も刃と金属カバーを戻して滑り具合など入念にチェック
刃が自重で開かない、爪で引っ張ると軽く動く
緩すぎても危ないのでダメです
そんな塩梅を目指して調整
接続ピンもなんとなく調整
入れやすいようにカドを面取りして落とします
ルーターでピン回転させて手っ取り早く角落とそうかなって思ったけど、
コレットチャックの内寸にピンが微妙に合わない笑
ニアミスくそ〜
仕方ないので手でやする
滑らか挿入ピンの完成
刃と金属カバーを付けピン打ちして戻す
刃の引き出す滑りがいい具合に決まりました
キャップも戻す
完成です
ちょっと手が入ったオピネルナイフ
あっ、そういえば刃と溝のクリアランスの問題
私の技量だと難しくて矯正できませんでしたね
残念
スケベイスとオピネルナイフ