男はみな… 変形に憧れ夢みて、そして
熱く活きてたいんだよッ…!”ムクムク”
サウンド・システム
F
DH
変形ロボットへ搭乗してみたい
可変ギミックは男の希望や浪漫
ロボット作品黄金世代のアニメやらゲームやら玩具やらに影響を受けて育った人間は、
誰しもが一度は考えた事があるだろう夢の1つ
かくいう私もその1人なのだが特に曲げ伸ばし等の関節だったり、
姿を変える為に可変する機構が特に好きで趣向にぶっ刺さる人間です
Xのこのロボイラストの作家さんめっちゃすこいし堪らん
あぁ〜、金属同士が擦れて摩耗するから塗装剥がれたり下の素材が剥き出しになってきてええ感じやな〜
あぁ〜、ここ回転するから摩耗したりグリスはみ出して汚れそうでええな〜
あぁ〜、この油圧ピストン剥き出しだから砂土埃吸って軋んだ音聞きてぇな〜
あぁ〜……etc
みたいにメカ悶えする
身近な物だと、
カッターナイフのカチャカチャ鳴る所、マウンテンバイクのサスペンション、ジッポライターのヒンジ、水道の蛇口の締まり具合、玄関のドアノブや閉まるスプリング機構、窓の鍵の締まり具合、機械式腕時計の中身、ベアリングやバネの付いた製品、電動工具(特にドリルチャック)、など
意外とこのフェチに刺さるもん多くありますね
特に加重が掛かるところが好きなんだな〜
最近は家具などでよく見る蝶番にもメカ萌えポイントが高く個人的に熱い!
安いのはSeriaからプロユースならタキゲンやら特殊な形のヤツやらを収集してたりします
アイデア捻り出す時ずっと手でギチギチ動かしたりする時もあります
あとはラッチ錠もメカ萌えポイントが高くて熱いです!
て事で普通に便利そうだしネットで大量に購入
1度ホムセンで買ったのを過去のDIYへお試しがてら使ったけど、ネットで売ってある同クオリティのと比較して値段が4倍近く違う笑
ので正直ホムセンのは高いし二度と買わないと思う
欲しかったらネットでステンレスのを脳死で買いましょう
ラッチのバネの調整、ロックする金属棒の調整など使う前に念入りに手仕上げしましょう
私にとってはこのパーツひとつひとつが宝の山なのです
工作編:改造工具
現実にそのフェチズムに近い欲求を満たすアイテムも自ら作りたくなる日もあります
思い付いたら即作っては試す。
その中で思いのほか便利だったグッズを軽く紹介でもしてみようかなと思います。あと、
安心してください。どれも低コストで作れます。
①点滴延命明るいSAY命
・中古COBライト
・中古のモバイルバッテリー(アンカー)
・クランプ150mm
・タイプCケーブル
・セリアのコの字金具
・ボルトと緩み防止ナット
・手作り端材箱
これらでチューリップ形ライト作りました
ぶっちゃけもうなくてはならない存在です
バッテリーがイカレてるCOBライトとアンカーバッテリーをいかに安く入手出来るかが低コストへの近道です
カジュアルモード
バッテリーボックス金具にクランプ挟んでただ置いて立たせる万能スタイル
そもそも連続点灯時間がクソ短い安物(連続点灯10分無いくらい)なので、
外付けの小型バッテリーにより連続点灯が4〜5日はガチで使用可能に
LED特有のチラつきが出たらアンカーのボタンを押すと一時は直ります
ストロングモンキーモード
ワークベンチ使用時のみだが固定穴内径にセリア金具がなぜかバチくそピッタリ
作業中にベンチがガッタガタ揺れようが横になろうがガッツリ保持して手元を照らしてくれるので、
材料を遠慮なくフルパワーでハイパーオーラ斬り出来るし頼れる存在です
中間管理者モード
置きづらいし固定もしづらいでも明るくしたい…そんな時は?なシーンに役立つかもしれない
持ち前のクランプ機能をどこへでも活かしてけ
②スルスルダバダバギコギコダバダバトラッシュダンクでボンボンボンボン
ワークベンチ周辺はなんせゴミが散らかる運命
それならベンチへゴミ箱をくっ付けるか!と思い付いた合理的スタイル
ゴミ箱が宙に浮いていて横(左右)にある程度ムーブするので、
ワークエリア端でノコギリを使用するシーンで基本的に床に落とさずゴミをキャッチ
床掃除もゴミ箱が浮いてるので掃除機掛けれて楽ちん
・L字スチールアングル45cm
・M6フランジボルト(全長は環境次第)
・M6貫通化粧ナット(蝶ねじとかでも良い)
・お好きなゴミ箱(ダンボールがオススメ)
いちいちワッシャ通して固定とかめんどう!な自分にフランジボルトがマストな選択だった
ワークベンチステップ?の取り付け穴サイズやピッチにも注意
それにゴミ箱大きさによって取り付け幅の調整や部品の選択も変わってくるので事前検討は必須
後で調べたら工具ポケットだった
嘘ついてごめんなさいって言えって言う謎の野球選手好き
ただし、ワークベンチをよく畳んで収納する人は基本的にやらない改造だと思った方がいいとは思います
③リサッシュBOX
・ハーフサイズティッシュ
・プリン楽しんだ後の空き箱
・セリア蝶番
・M2〜3位のボルトネジ、ワッシャー、ナット
ティッシュの無駄遣い予防に最近はハーフサイズティッシュがなかなかに調子がいい
環境配慮しつつもティッシュの消費の無駄が減った気がするので悪い気がしない
卓上に袋のまま置いとくとたまに予期せぬ出来事でティッシュ本体がびちょ濡れなったり汚れたりします
なので収納する箱を空き箱を改造して作りました
果たしてコレECOなのか?
箱再利用は分かるがヒンジもネジも使ってこれは本当の意味でECOなのか??
と最期まで頭を悩ませるでしょう⋯
謎の勢力「使い捨てのハトメを使いなさいっ!!」
・・・長年使えばきっとECOです笑
そんな訳でDIY
メカと工作の茶番は終わりでDIYの時間です
今回のテーマの「変形・可動」
その熱量を原動力にしワークテーブルを作ってみる事にしました
では長ったらしいとクドイので急いで簡潔に
現状の作業環境
使いづらい、ごちゃごちゃ、冷蔵庫いらん、いっちょやったろう
片付けがてらさらばGB風冷蔵庫
結局最後の最後までゲームボーイになれなかったな
なんとか空いたスペース
コーナンの端材コーナー
レベルの高い端材をオールウェイズ置いてくれる
そんな訳で宝発見(1度目)
よくDIYする奴車の後部座席を常にフラットにしがち
家にあるジャンクパーツ&端材置き場の耐荷重高めなスチールラック
その上をやや広いワークテーブル化にすべくサイズやイメージの事前チェック
良し、良い感じだ
最終スタイルが見えたのでこれの反転verで!
ワンバイフォー×2本をテーブル脚に使うので長さを揃えて切る
余った端材でよく使う刃物細物収納ホルダー
スチールラックとテーブルの端に1箇所穴をあけ支柱を新造
そこを軸にしてテーブル天板が90度回転するギミックを作ります
カーテンレールの木の棒をカット
軸高さ調整&穴調整&接続パーツ選定&別パーツ同時進行
キャップ付きナットの8mmが埋まり、ボルトが通る6mmで軸貫通穴
完成
M6ボルト、ワッシャー、スチールラック、ウッドスペーサー、天板、ナットキャップでサンドイッチ
呪文みてぇだ
テーブル脚兼ツールキャビネットの作成
ワンバイフォーとawesome木箱(前回ブログ参照)をええあんばいに合体させます
この位置くらいがツールを取りだしやすく調子良い
仮固定&ビス固定
の前に、木箱3箱のビス位置を均一にしたいのでビス穴治具を作成
治具装着&固定するのだが片側ワンバイフォーの捻れや反りがハンパなくヤバいので、
全体重で上から押さえつけながら(むしろ乗りながら)歪みの矯正しつつ木箱をビス固定
自分の確認不足でもありますが要は材料がツイストしてるんですよね
オールウェイズ良い端材じゃなかった
格安だから仕方ないね使うよ
自作のツーバイフォーツールビットホルダーをワンバイフォー脚にやや特殊な金具で付けます
「倒れ止めS型」?なんじゃこりゃ?
ニッチな金具だが絶対楽しくなる予感がするので採用(ラッチが最適解だとは思う)
反対側にはフックを2箇所設置
上面にはまた特殊な形の細長い三角蝶番とラブリコとツールハンガーポール
ちなみにこの辺大いに寸法や配置もミスってるんで終盤に全て無くなります(予言)
個体差の反り捻れを押し伏せてなんとか脚が立った
まぁ上側修正するんですが笑
後日、またコーナンへ追加買い出し (2回目)
天板のベニヤ板も若干反ってるぞー!て事で木の匂い良いな〜!フガフガ!
補強の為にホワイトウッド棒を調達
国産木材で硬さ(比重)をググッたら高田製作所さんのURLが出てきて有益な情報過ぎてやばい
オマケに検索も出来るしすこぶる使い勝手が良い
https://mokuzaikan.com/member/muku-item/entry-11219.html
またお気に入りサイトへ追加ですねコレ
キャビネット脚のねじれ補正で骨が折れたんでその辺の真っ直ぐそうな什器で反りがないか慎重にチェック
杉やヒノキより比重高くて硬そうで値段も安めだから買うか
天板裏にホワイトウッドを線路のように並べてキャビネットの端を合わせ仮の位置取り
天板裏にはホワイトウッド支柱より5mm程高くウィールと天板保持角材も配置
こっち方向の反り全く考えてなかったな〜て事で下の支柱の反りを利用して、
天板中心を少し持ち上げるよう狙って接着したいです
の前にリサショで買った謎金具を天板端に緩み防止ボルトで固定
引っ張り持ち上げのグリップ補助用に使います
なんのアルミパーツか全く分からず買ったが寸法がジャスト過ぎて驚き
奇跡かよ
ホワイトウッド支柱を天板へボンド付けした後に思いつく限りの重しを載せクランプ、
天板がなるべくフラットになるよう祈りながら待ちます(半日)
一家に一匹ドッスンが欲しい
ふぅ゛ぅ゛ゥッッン゛!!
ぶにゅっとしてるからまぁ大丈夫でしょう
ボンドが乾いたら気の済むまで支柱目掛けてビス打ちしてガッチリ補強
天板なんで飛びでないよう皿穴にし今回用に硬木用のコスパ良さそうな耐久タイプのビスを打ってみました
最初よりめちゃ真っ直ぐに見える
それにしならない
キャビネット脚に取り付けた金具との干渉位置を彫り込み
天板をスムースフローな動きにすべくダイソーのウィールをブチルテープと薄板で底上げ
一応1個耐荷重10kgでスチールラック天板を走る
天板と脚を蝶番でドッキンGood
この変な三角蝶番が今回の変形の要
この時にラブリコは必要無い事に気付いたのでもぎ取って引退です
脚裏に固定力増強にまた謎のアルミパーツ付ける
後で床保護用のゴムシートを貼ります
ここでキャビネット脚の修正
天板裏へ補強で付けたホワイトウッド
本来の脳内設計になく後で追加した構造なのでその分の厚みを脚側から引かないといけませんでした
のでせっかく組み立てた脚でしたがのこでぶった斬る
ツールハンガー一式も再設置です
脚の修正を全て終えたら天板をスチールラックへ先程のネジでジョイント
水平は少しだけ甘く厳しいですがギリ許容範囲内
設地は回転軸と隠しウィールのみ
完成です!3wayなワークテーブル!
スタイル①デフォルト
パーツピックアップや資材道具置き場等のサブ使用が目的のテーブル
人が乗れる程の耐荷重かは測定しようがないがスチールラックがメインではあるので、
全体に掛かる荷重ならわりと強そう
テーブル端はクランプが挟める厚みと奥行なのは今回の絶対条件でした
じゃないと作る意味がほぼない
刃物を使う際にベニヤ表面のビス頭が気になるところではあるが、
新たに綺麗な木目で手触りの良い捨て板用の薄いベニヤを載せるなど、
いくらでもやりようがありますね
個人的にシナベニヤの柔らかな風合いや手触り、匂いが好きです
スタイル②L字デスク
天板をスィングしてワークスペースの拡張や大型の物を作る時用
ワークエリアはスチールラックを含め体感で1.3倍位?の面積に拡張
天板位置が普通のデスクより少し高い為椅子を滑り込ませ座り作業もし易い
それと制作物と目線が近い距離になるので集中力UP=クオリティUPにも繋がる?かも
スタイル③ツールキャビネット
もうデスクとして使わない!て割り切った使い方
天板からドライバーで軸パーツを外して外した軸は天板へそのまま付ける
一旦取り外す手間はあるけど余剰パーツを絶対出さない事へはこだわりがあります
トランスフォーム!ガチャン!
木箱がピッタリ内寸に納まるよう折り畳まれるのでわりとスッキリした見た目の印象
部屋の床周りの巾木を避けるようなスタンドデザインにしました
ツールビットホルダーは作業に応じて取り外しも再装着も可能
謎金具の保持力にあっぱれ、ガジェット感というか後付けな見た目のコマンドー味がたまらん
ツール収納イメージ
天板が折り畳まれた事により露出したキャビネットトップには、
電動工具等のすぐに置ける棚的なスペースになります
壁際設置イメージ
そこそこ壁に張り付き省スペース化
狭い部屋で使うならコレはコレでありな気が?
以上
まとめ
これからは普通にテーブルとして使いますが、作業部屋の死んでた一角が格段に使い易くなったので
結果作って良かったです
材料も運任せあり合わせで一期一会なので常にワクドキ感があり、
例えばピンサロであえて指名しないなどオールラウンダーでチャレンジ精神がある人は楽しめる内容のDIYなのかなと思いました
都度設計を考え尽くしてはみましたがまだまだ難しく技術も道具の知識も乏しい素人レビルなので、
組み立て構造の詰めが甘いところは多々あります
素人のDIY用途では概ね満足はしてますがそのうち使っていると見えてくるだろう欠点の洗い出しと、
各部の調整や仕様の修正など都度ブラッシュアップしていくつもりです
塗装は疲れたんで後回しにします
何はともあれ、
可動変形は浪漫